・EV充電器のニーズの高まりを実際に感じる一方、整備はまだまだ進んでいない。EVに乗るお客様により良い旅行体験を提供するために導入を決めた
・60以上の事業を軌道に乗せ、また4000万人のユーザーからの支持を得るDMMなら、中長期的なサポートが必須のEV充電器というインフラを任せられると考えた
・EV充電器の設置はEVに乗るお客様の不安解消につながる。お客様が宿泊先を選ぶ際のきっかけになってほしい
・EV充電器を設置すれば、お客様が充電残量を気にして行き先をためらう場面が減る。地域の活性化につながってほしい
瀬尾さん: 当社は1914年の創業以来、環境との共生という考え方を変わらず守ってまいりました。1917年には長野県中軽井沢の星野温泉旅館に水車による水力発電を導入。さらに1929年には、同旅館の近くに日本初の自家用水力発電所を開いています。SDGsの考えが生まれるずっと前から、環境保護の取り組みには積極的だったのです。
そんな歴史的背景を持つ当社は、CSV経営を最も重視しています。CSVとは「Creating Shared Value(共通価値の創造)」の略で、事業活動を通じて経済価値と社会価値を両立する経営手法。環境への向き合い方は創業期から変わりません。現在も「勝手にSDGs」を掲げ、自然エネルギーの活用や廃棄物を出さないゼロエミッション、自然を守りながら観光資源として活かすエコツーリズムなど、様々な取り組みを実施しています。
EV充電器の導入も、こういった文脈の中で自然と出てきた話でした。
瀬尾さん:ええ、そうなんです。二酸化炭素を排出しないEVのインフラ整備は脱炭素社会への貢献と同時に、お客様、ひいては私たちのメリットにもつながります。
EVの普及に伴い、宿泊先での充電ニーズは今後ますます高まっていく。これは間違いありません。現時点においても、すでに3日に1回のペースでEVに乗ったお客様がお越しになる施設もあり、「EV充電器はありますか?」と事前のお問い合わせをいただくケースも増えています。
その一方でEV充電器の数は足りていません。旅行の際、EVユーザーは充電先を探すのに苦労しているという話も頻繁に耳にします。私たちの施設に宿泊するお客様にはせっかくの旅に不安を感じてほしくありません。だからこそEV充電器をきちんと整備したいと思ったのです。
もちろん、EV充電器の存在が私たちの施設を選ぶ理由につながるかもしれませんし、新たなお客様が私たちを知るきっかけになるかもしれません。そんな可能性にも期待しています。
瀬尾さん:そうかもしれませんね。私たちの施設にEV充電器が導入されれば、充電残量を気にして行き先をためらうお客様がきっと減る。行動範囲がどんどん広がるんじゃないでしょうか。そうしたら周辺地域がもっと賑やかになるかもしれません。
瀬尾さん:EV充電器のパートナーを選定する際、企業としての「中長期的な安定性」を特に見ていました。EV充電器は一度導入すれば終わりではなく、継続的なメンテナンスやアップデートが必要です。提供企業側に何かがあって、お客様に迷惑がかかるようなことは絶対に避けたかった。
その点、DMMさんは60以上の事業を成功に導いた実績があり、EV充電器事業に対しても強いコミットメントを感じました。また4000万人という非常に多くのユーザーにもご利用されています。大事なお客様のためのインフラを任せる企業として、とても安心感がありました。
瀬尾さん:ゲストの移動のあり方は時代と共に変わっていきます。旅行をしやすいように私たち観光事業者が環境を整えていくことも重要な役割。それにこれからEVニーズが高まるのは確実です。EV充電器の導入を検討してみる価値はあると思います。
瀬尾さん:お客様には充電に不安を感じることなく、旅の醍醐味を存分に味わっていただきたい。
そのために当社はEV充電器の整備をさらに進めていく予定です。今度もお客様の旅の選択肢を増やす取り組みを積極的に進めてまいりますので、どうぞご期待ください。
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